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各国の伝統音楽、国楽vs民楽|中国、台湾、韓国

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前回「釜山の国立釜山国楽院」を紹介しました。この「国楽」は
日本でいう民族音楽/伝統音楽のことで、台湾や韓国で「国楽」と呼ぶようです。
しかしこれ少しトリッキーな用語。

用語集によっては 「国楽:国の保護により存続してきた音楽で、民楽に対する。
中国における民族音楽のこと。」 なんて説明されてますが、安井が知る限り
中国では二胡や古筝など伝統楽器の音楽を一律「民楽(民乐)」と呼んでます。

実際、一時期日本でも一世風靡した「女性十二楽坊」も、
中国サイトでは「現代の民楽ユニット」と紹介されてます。

一方、台湾の検索サイトでは韓国同様「国楽」という言葉をよく見かけ、
逆に「民楽」という単語ではヒットしません。

中国の検索サイト「百度」で「国楽/民楽(国乐/民乐)」の違いを検索したところ、
「どちらも民族の伝統音楽のこと。中国内では民乐、台湾では国乐と呼んでいる」
と説明されてました。

そんなわけで、この手の伝統音楽が好きな方は
中国では「民乐」、台湾/韓国では「国楽」という言葉で探してみてください。

そうそう伝統音楽といえば、インドの伝統楽器「バンスリー」の名手
「ラケーシュ・チョウラシア」さんのJAPANツアー
が明日から始まります。

バンスリーの名手「ラケーシュ・チョウラシア」さんのJAPANツアー

6/7(金)東京 浜離宮朝日ホール小ホール
6/8(土)名古屋 本覚寺
6/9(日)京都 即成院
6/10(月)松阪 伊馥寺

タブラ奏者「ドウルジェイ・バウミック」との共演。安井は仕事で行けませんが、
東海地区も名古屋、松坂と2会場あるので、興味ある方は公式サイトご覧ください。