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刈谷の桜の名所「洲原公園」は猫と野鳥の宝庫;2

2024年3月24日愛知勅使池,野鳥,洲原公園,洲原池,,桜まつり

愛知県刈谷市の洲原公園は、洲原池と周辺の自然を生かした総合公園。
桜の名所として有名だが、野鳥も多く、池周辺には遊歩道が整備され、
ウォーキングやバードウォッチングなどにもお勧めできる素敵な公園。
この洲原公園(洲原池)を、近隣の有力候補「勅使池」とも比較しながらご紹介。
前回は第1駐車場付近の広場まで、今回は洲原池周辺の遊歩道を紹介します。

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洲原公園(洲原池)の遊歩道は勅使池とほぼ同じ大きさ

洲原公園(洲原池)の遊歩道の案内は下記の通り。今回は時計回りに回ってみたいと思います。

洲原池の遊歩道案内図

遊歩道には随所に下記のような案内板が立っており、今どのあたりにいるか把握できます。

ちなみに一周2.3km、歩数的には5000歩程度。
勅使池は約2.7kmなので洲原池の方が若干短いけど、前回紹介した第1駐車場付近の広場はじめ
洲原公園(洲原池)には立ち寄りスポット多いので、充実感は洲原公園(洲原池)の方が上かも。

遊歩道には随所に下記のような案内板が立っており、今どのあたりにいるか把握できる。

洲原池沿いの売店

早々に売店があります。この時は早朝なので閉まってましたが、自販機は使えます。

勅使池も勅使会館と緑が丘会館に売店や自販機あるけど、いずれも遊歩道から少し外れてるので、
このあたりも洲原池の方が少し便利かな?

第1駐車場近くにある売店

前回、「洲原公園では猫がボランティアによって管理されている」話しましたが、
決して猫だけではなく、この通りとにかく生き物を大切にしたいという心意気が
随所で見られます。凄く良いことですよね。

確かに生き物は小さい時の方が可愛いけど、飼うと決めたら最後まで面倒見る責任がありますよね。

一方、野生の生き物は単に喜ばせればよいというものでもない、
そのあたりもしっかりおさえられています。

野鳥への給餌は野鳥のためにはならない、確かにその通りですね。

さて、洲原池も勅使池と同様、やはりカモさんは沢山います。

ここは洲原公園のカモ停泊所。もうすぐ日本を去るカモも多いのでしょうね。

先日、このカモ達が一斉に右方向に急いで飛んでいく場面を見たのでシェアします。

なぜこのカモ達は急いで飛んで行ったのか?そこには理由があった!

洲原公園(洲原池)・第2駐車場

暫く歩くと左手に第2駐車場があります。ここは結構台数停めれそうですね。

洲原公園(洲原池)はバリアフリーも考えられている

第2駐車場を越して暫くすると、池に沿って右へ曲がる場所があります。
ここ、少し坂になっているのですが、ちゃんと車椅子も通れるパスも用意されていました。
このあたりもとてもよくできた公園だなあと感心しました。

ちゃんとバリアフリーも考えられている、素敵な洲原公園

ここを通過すると、このような健康遊具が並んでる場所に来ます。

健康遊具広場

良い景色を眺めながら健康遊具でトレーニング、スポーツクラブより楽しいかもですね!

随所に東屋もあるので、池を眺めながらお弁当食べるのもお勧めです。
ただ、今の時期安井は花粉症のためできないんですが(><)。

随所にある東屋。池の景色を眺めながら食べる弁当は絶品ですよ!

デイキャンプ場

ほどなく歩くとデイキャンプ場があります。勅使池にもデイキャンプ場あるけど、
洲原公園の方がよりゆったりしている感じ。
週末行くと、朝からテント張ってるグループをしばしば見かけます。

デイキャンプ場

ちなみにキャンプ場の奥には温水プールなどの施設があるようです。
これについては「洲原公園レクリエーション施設・公式サイト」を参照してください。

写真撮ってませんが、この付近にも遊歩道沿いに清潔なトイレがあります。
このように、遊歩道傍に良いタイミングでトイレが配置されているのは有難い。
勅使池にも駐車場と、緑が丘公園・勅使会館にトイレあるけど、駐車場のは少し微妙ですし、
後者は遊歩道から少し離れていることと利用時間が限定されている欠点もあり、
これも洲原公園の方が一歩上かなあと感じます。但し、緑が丘公園・勅使会館のトイレは
いずれもシャワートイレですから、これらが利用できるときはいいんですけどね!

洲原公園(洲原池)は池に凄く近づける!

勅使池も東側は池に近づける場所があるけど、洲原池は本当に超至近距離に近づけるんです。

もっとも、大雨のときとか大丈夫なのかな?と少し心配もしますから、
このあたりはどちらが良いのか素人にはわかりませんが….

階段の一段目が池の水面に潜ってます。

洲原公園(洲原池)・遊歩道周辺の野鳥

さて、この遊歩道上でも結構野鳥は見られます。

一番よく見かけるのはセグロセキレイでしょうか。

洲原池を中心に広がる刈谷市北部の洲原公園にいた、2羽のセグロセキレイ。

勅使池はハクセキレイの方が多い気がするけど、洲原池は圧倒的にセグロセキレイの方が多い印象。
ネットの情報によると、元々日本にいたのはセグロセキレイで、後からハクセキレイが入ってきて
だんだんセグロセキレイの生息域が狭まっているそうですね。

そう考えると、セグロセキレイが多いこの洲原池は何か特別な理由があるのか?とか
色々考えてしまいますが、初心者が変な憶測を書いて誤情報が拡散してはいけないので、
根拠のない憶測の記載は控えることとします。

また、この冬はデイキャンプ場からその先の展望デッキまでの区間で
よく雄のジョウビタキに会いました。安井もよく遊んでもらったのですが、
間もなく帰国されると思うので、少し寂しい限りです。

洲原池を中心に広がる刈谷市北部の洲原公園に、まんまるの雄のジョウビタキがいた。

洲原公園(洲原池)・第5駐車場付近の広場

池の東側には展望デッキがあって、そこから第5駐車場までの間にある広場には
桜などが咲いてる小さな広場があります。

このあたりはあまり人がいませんが、春先に早咲きの桜など咲いていて、
よくメジロさんたちが嬉しそうに美食を楽しんでいます。

ちなみに下記は2024年3月16日に撮った動画ですが、これって桜でしょうかね?
なんか八重桜見たいな花が咲いてるけど、こんな早く八重桜は咲かないでしょうし。
木にも何も札などが付いてなくてよく分からず。

洲原公園でメジロ達が蜜を召し上がっていた。ところでこれは桜でしょうか?

展望デッキ、第5駐車場を過ぎると少し寂しい区間

この桜の咲いてる広場を過ぎると、少し景色的に寂しい区間になります。
とはいえ、池には水鳥はいますので、カモやオオバンさん達を眺めながら歩きましょう。

洲原池で二羽のオオバンが妙にシンクロしていたため、「シンクロナイズド・オオバン」と命名した。

遊歩道も終盤が近づいてきたところで、よくアオサギが集団で休んでる場所があります。
考えてみると、勅使池に比べてここ洲原池はサギをあまり見かけず、
一番印象に残るのはここで休んでるアオサギさん達。しかもいつもこの陸で休んでる姿ばかり。
この子たちは普段どこで活動してるのかな?もっとも安いが行く時間は大体いつも同じなので、
違う時間帯に行けば普通に池にいるのかもですが…

洲原池の岸で大量のアオサギが集団睡眠していた。

洲原公園(洲原池)は愛知教育大学のすぐ隣

アオサギの休息地辺りから一般道になるのですが、間もなく左手に愛知教育大学が見えます。

愛知教育大学は洲原公園(洲原池)のすぐ隣だった!

愛知教育大学は国立ですし、愛知県民なら名前は誰でも知ってますが、
それがどこにあるかは意外と知らない方が多いのではないでしょうか?

このような立地、都会派の学生にはつまらない場所かもしれないけど、
自然好きな学生にとっては凄く嬉しいでしょうね。
かくいう安井は最近もっぱら自然派なので、この環境羨ましい!です。

愛知教育大学を過ぎると、下記の案内板が見えました。2.3km中2.0km歩いたようなので、
もう間もなく終点、というかスタート地点の第1駐車場となります。

終点まで残り300m

結論:洲原池(洲原公園)と勅使池の比較

途中、随所で洲原池(洲原公園)と勅使池を比較してきました。
洲原池はそもそも「洲原公園」の一部ですから、なんだかんだいっても
公園としての完成度は洲原公園に軍配が上がると言わざるを得ません。

とはいえ、勅使池はピークには怖い位の大量のカワウや、カモだらけの風景
サギの捕食してる姿などもよく見れることがあり、
対して洲原公園では今のところまだそのような景色を見ていません。

そもそも安井は洲原公園に行き始めたのはまだ一カ月前、知らない点が多いはず。
ですので「どちらのが凄いか?」という結論はまだ出さず、
これからちょくちょく訪れてサイト更新していきますね!