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東山動植物園の紅葉と野鳥(前編)

2024年3月17日国内,愛知紅葉,東山動植物園,東山植物園,エナガ

名古屋市を代表する観光地「東山動植物園」。
ジャガーやツシマヤマネコの赤ちゃん「したる」が話題の動物園エリアは
どちらかというと子供向けですが、桜と紅葉の名所でもある植物園エリアは
落ち着いた雰囲気でどちらかというと大人向け。

今回は紅葉真っ盛りの東山植物園を、ぐるりと一周しながらレポします。
途中、今人気沸騰中の「シマエナガ」の本家(エナガ)にも会いました。

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駐車場は緑橋方面がおすすめ

東山動植物園は地下鉄でもアクセスしやすい場所ですが、車で行く場合は緑橋方面がおすすめ。

今回の目的である植物園エリアに近いこともありますが、特に
緑橋の南の方にある「緑橋南駐車場」はイベントのない日なら無料なんです。

イベントのない日は無料で停めれる「緑橋南駐車場」。土日はすぐに満車になります。

植物園エリアの入口はこんな感じです。

植物園エリアの入口
園内マップ

ちなみに道路を挟んで向かいには動物園の入口もあります。植物園と動物園は
園内でも繋がっているのですが、もしここの出口を使って行き来したい場合は
チケットが無効にならぬよう係員さんに伝える必要があります。

植物園エリア入口の道路を挟んだ向かいは、動物園の「上池門」入口です。

植物園エリアを時計回りに一周

東山植物園は膨大な広さで、全部の道を歩けばまる1日かかるぐらいです。

今回は、植物園エリアを時計周りに一周しながら回るルートで紹介しますが、
このルートがおすすめというわけではなく、たまたま今回はここを通ったというだけ。
今回通るのは数ある道の半分に過ぎません、行くたびに違う景色を楽しめるわけです。

入ってすぐの温室エリア
スカイビュートレインの乗り場。これに乗って動物園エリアに行くこともできます。
奥に見えるのは結婚式場「ガーデンテラス東山」。左側手前は薬草エリアで、その奥にトイレ。

今回は薬草エリアの左側にある道から上がります。

園内マップ

主な通過点は、奥池→合掌造りの家→椿園→古窯→星ヶ丘広場→ビオトープ→展望休憩所→ガーデンテラス東山。展望休憩所まではじわじわと上がっていく感じ、最後は下ってガーデンテラス東山に戻ってきます。
なお、本ブログは時々更新する都合、時々このコースにない箇所が登場します。その時は
タイトルに「脱線」と書くことにします(笑)。

薬草エリアの左側の道から上がっていきます。
道路の両側に美しい紅葉が広がっています。
左に見えるのは武家屋敷門。

武家屋敷の付近(脱線)

本記事の初回作成時、武家屋敷付近はパスしていたのですが、ここ冬になると池に
カモやサギなどが休息、給餌していたりして面白いので、冬に撮った動画を載せますね。

ダイサギとコサギが捕食中。コサギは妙に足を震わせているので寒いのかと思ったら、隠れている獲物を出させる戦術だった!

奥池

暫く行くと奥池に着きます。池との対比もありこの辺の紅葉は最高に綺麗なので、
是非左折して池の外周を回ってみたいと思います。

奥池の全体像
奥池周辺の紅葉1
奥池周辺の紅葉2
池のほとりにあるあずまや。良い場所にあるので、紅葉シーズンは賑わってます。
この水車がまた絵になるんですよね。

冬の奥池、春の奥池(脱線)

さてまた脱線ですが、この奥池、春夏秋冬それぞれ違う趣があるんです。
まずは冬に結氷した様子を一つ動画でお見せします。

東山植物園の名所「奥池」の結氷。水車とのハーモニーは絵画の世界。

次は春の様子。カワウさんの頭が真っ白になっていて、てっきり老けてるのかと思いきや、
「婚姻色」と呼ばれる繁殖期の羽色だと知りました。東山を歩くと色々と勉強になります!

小春日和の東山動植物園、奥池に頭と首が真っ白なカワウがいた。「婚姻色」と呼ばれる繁殖期の羽色らしい。

合掌造りの家

池を超えると合掌造りの家。今回は入りませんでしたが、こういうのもしっかり見て回ると丸一日過ごせます。

合掌造りの家

椿園

お次は椿園。今の時期は早咲きの品種しか咲いてませんが、春には素敵なエリアです。

椿園入口

ところで東山動植物園の凄いところは、こんな大自然の施設なのにトイレがしっかりメンテされてること。シャワートイレが備わってるとこも多く、ありがたい限りです。

椿園入口のトイレ。こんな場所のトイレでもちゃんとシャワートイレ完備!
富士の峰

今日はここを歩いていたら、シジュウカラが地上でドングリと遊んでる場面を発見!

ドングリで遊んでるシジュウカラ
中京椿の説明

春の椿園(脱線)

椿園は当然ながら春になると一層魅力的な場所、春に撮った椿とメジロの様子を動画で公開します。

小春日和の東山動植物園、メジロが紅錦魚葉椿の蜜を召し上がっていた。

椿園を出てもう少し行くと、またあずまや。この辺りの紅葉もため息が出る美しさ。
あずまやで紅葉眺めながら一服していると、もう帰るのが嫌になりますよ。

あずまや
あずまやから見た紅葉

古窯

あずまやを過ぎると、古窯やきねつきなどがあります。
こうやって随所に色んなものがあるのが、この植物園の楽しいところですね。

古窯
きねつき

古窯やきねつきなどを過ぎると、星ケ丘広場。
地下鉄でくる場合は、東山線星ヶ丘駅で降りてここから入ることになります。

星ヶ丘広場

園内バスの停留所もある星ヶ丘広場。奥に見えるのが星ケ丘門

星ヶ丘門の辺の広場には園内バスの停車所があります。
園内バスを使うと、高齢の方でも楽に園内を回れます。この辺の配慮も素敵ですね。

星ケ丘広場。奥に見える乗り物が園内バスです。

東山植物園は野鳥が多く「残したい日本の音風景100選」に選ばれてるようで、
野鳥の声が聞こえる場所のマップが置いてありました。
背の高い木が茂ってるので野鳥を見れることはそこまで多くないですが、
確かに随所で鳥のきれいな声が聞こえますよ。

冬の東山は結構野鳥が見れる(脱線)

先ほど「背の高い木が茂ってるので野鳥を見れることはそこまで多くない」と書きましたが、
冬に来ると結構野鳥が見れる確率も上がります。安井的に一番気に入っている、結氷した池の上で
キセキレイが歩き回る動画を公開します。これ凄く気に入ってるんですが、なぜかYoutubeでは
あまりウケがよくないんですよねえ…

ハクセキレイに比べ希少価値なキセキレイ、東山植物園の結氷した池の上で動き回っていた!

あともう一点、ハクセキレイさんとカワラヒワさんの動画も宜しければどうぞ!

東山植物園の結氷した池でキセキレイを見ていたら、後半カワラヒワも友情出演!

ビオトープ

星ヶ丘広場を過ぎると、ビオトープのエリアに着きます。ここがほぼ中間点。

現在地。植物園を一周する場合、ビオトープエリアはほぼ中間点です。

では今回はこの辺で。次回は ビオトープ→展望休憩所→ガーデンテラス東山 です。

後編はこちら