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PM2.5少ない中国の南国リゾート、アモイ(厦門)

2019年12月23日アモイ(厦門),中国PM2.5,アモイ,厦門,南国,リゾート

長期休暇を沖縄や台湾など南国リゾートで過ごす際、 安く/お得に行ける場所は限られる。
飛行機では特典航空券はほぼ無理だし、発売日に最安でとっても平常時の倍以上。
それに沖縄や台湾は週末でも行ける観光地なので、敢えて長期休暇に行く必要もない。
そこで2018年の締めは「中国・アモイ(厦門)」を選びました!

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厦門(アモイ)は台湾みたい。芸術と猫の島も!

年末に中国って寒くない?」と言う方もいるかもしれませんが、 一口に中国と言っても広大。
上海などは東京と同様、 ハルビンなど東北部になれば北海道より寒い場所もあります。
そんななかアモイ(厦門)は南部の街、海峡を挟んだ向かいが台湾。
つまり、台湾とほぼ同じような気候が期待できるわけです。

気候だけでなく、アモイは実際台湾との交流が深く、
台湾の屋台などが並ぶ「台湾街」なんて場所もあるし、
人々の雰囲気も、中国の他都市に比べると良い意味で「中国っぽくない」。
日本に住んでいる中国の知人も「アモイの人は優しいよ♡」と言ってました。

冬の中国というと、TVなどでよく放映されるPM2.5、大気汚染が心配ですが、
アモイは場所柄、比較的空気が綺麗で、PM2.5の影響が少ないようです。
もっとも最近は建設ラッシュの影響か昔より悪化してるようですが、
最近は台湾や韓国も結構酷いですしね(だからよいというわけじゃないですが)。

アモイには「コロンス島(鼓浪嶼)」という、有名ピアニストを多数輩出してる
芸術の島があります。そしてどういうわけか、この島は猫も多い そうです。

コロンス島も行きたいけど、2017年世界遺産登録され中国内でも大人気らしく、
渡る船のチケットは年末年始など相当困難のようなので、今回は見送りました。

厦門(アモイ)の行き方

アモイへの日本からの直行便は、セントレアですと吉祥航空があり、
関空なら厦門航空、成田は更に中国国際航空とANAもあるようですね。

しかしセントレア発の吉祥航空は、セントレア17:10→厦門22:00と
現地到着が22時と遅め。途中、上海で乗り継ぎもあるようです。
海外の始めて行く場所による到着は不安ですよね。  

上海で乗り継ぐぐらいなら関空まで行って、直行便の厦門航空という手も考えたけど、
スケジュールは下記の通り1日おきで、こちらも往路の到着時刻が22時を超えます。
(厦門航空)
MF840 関西(19:50)→厦門(22:15)運航日:火木土
MF839 厦門(15:00)→関西(18:50)運航日:火木土

ということで、結局今回は中国東方航空で上海経由で行くことにしました。
これなら日本→上海も、上海→厦門も便が多数あり、日中に到着できます♡

乗り換え必要ですが、考え方を変えれば「上海でも少し楽しめる」し、
自分は PriorityPass  で空港内ラウンジを利用できるので、
「乗り換え時間ラウンジで飲食して昼食代を浮かせる」メリットもあります(笑)。

往復約6万円したので安いと言えません(2018年の旅行中最も高額でした)が、
アモイは普段もそんなに安く行けないし、週末さっと行ける場所でもないので、
年末年始の休暇としては悪くない選択だと思っています。

厦門はマナーの良い南国リゾート

アモイ(厦門)の人々は中国の他都市より明らかに親切でマナーがよい、これが
「ヤシの木の南国ムード」と合わせてアモイ到着日に実感した第一印象。  

空港でも大声で叫んでる人少ないし、
ロビーの椅子から立ち上がった際傍にいた人が駆けつけて
「このクッション、忘れ物じゃない?」と声かけてくれました。
(実際にはそれはもともと置いてあったのですが)。

また、信号機でも車がちゃんと停止します。
日本では当然のことですが、これも中国では結構珍しいのよね。

もっとも、最近中国ではITで凄まじく進化しており、信号無視を監視するシステムも
導入してるようなので、もしかして近年はほかの都市も変わってるのかも?

ホテルでTVをつけると、初期設定で放映されるチャネルで 下記のようなアニメが
ループ放映されてました。 

アニメ「旅游观光不任性」(観光では"わがまま"禁止)

なんと、アモイの名所を案内しつつ様々な「マナー」を教育するアニメ!
ホテルのTVを見る人の半数以上は大人のはずですから、
中国初体験の人は「なんでこんなもの放映してるの??」と思うでしょうね。

ツレも「こんな放映が必要なほど、中国酷いの?」って言ってましたが、
ある程度中国経験のある安井は、「うんうん」と感心しちゃいます(笑)。

どうやらアモイは市全体でマナー推進運動をしているようで、
調べてみたところ、案の定こんな記事がつかりました。
注意せよ!厦門では5つの行為がブラックリストの対象!

「5つのマナーが規定されており、違反するとブラックリストに載る。
ブラックリストに載った旅行客には、旅行会社はサービス拒否できる。」
という規則が制定されたようで、「注意せよ!」なんて書かれているようで。

しかし書かれている規則をよく見ると、
「痰を吐くな、ごみを散らかすな、観光地で割り込むな/大声で騒ぐな」など
幼児教育のような内容…日本人なら注意するまでもないかもですね。

あと、処罰が「旅行サービス拒否」というのもなかなか斬新です Σ(`□´/)/

まあこのような取り組みが功を奏しているのかは知りませんが、
確かにアモイの人々は中国他都市より親切だしマナーも良い、
それは事実ですので、マナーが嫌で中国を敬遠してる方は是非アモイへどうぞ♡

但しあくまで中国他都市に比べマナーがよい、ということ。日本基準で考えてはいけません。
ツレも一回デパートのトイレ待ちで割り込まれたと怒っていました。
安井はこういうのも「日本じゃ体験できない出来事」ととらえて楽しんじゃうんですけど、
ツレのように少しのマナー違反も許せない方は、止めた方がいいかもしれません(笑)。

日本人に人気の日本語可のホテル

アモイの日本人向けホテル「ジンミン セントラル ホテル(厦門京閩中心酒店) 」。

アモイは南国ムードで綺麗でマナーもよく、とても魅力的な街なのに、
まだ日本人はあまり多くないのか、日本人向けホテルも少ないようです。

このホテルは値段の割に、空港まで送迎バスサービスがあります。
ホテルから空港は7時~15時のほぼ毎時と18時。
お迎えは事前予約制ですが、中国版LINE「微信(WeChat)」でも連絡できます。

日本語可のスタッフがいても電話したときその人がでるとは限らないし、
国際電話は通話料も気になるので、できれば電話は避けたいですよね。

余談ですが中国はスマホの普及/進化が凄くて、今や老いも若きも スマホを使うので、
大手ホテルなどでも電子メールはあまり使われません。
このホテルもメルアド載ってますが、何回メールしても返事来ませんでした。
中国旅行に行く際は必ずスマホに微信(WeChat)をインストールしましょう。

WeChatについては詳しく説明してくれてるサイトが多々あるので、
初めての方はGoogleで「WeChat」で検索してみてください。

私もWeChatで予約して、アモイ空港に到着したら
ちゃんと感じのいいお兄さんが出迎えてくれました♡

なおアモイ空港はターミナルがT3/T4の二つある(なぜかT1/T2はない)ので、
予約時はどちらのターミナルに着くか伝える必要があります。中国東方航空はT4でした。

T4は2014年オープンした新ターミナルなので、とても奇麗でしたよ。

話が逸れましたが、このホテル、皆がオススメするのも納得。
日本語できるスタッフいるし、建物も最近改装されたらしく綺麗。
厦門で貴重なシャワートイレ付ですし、朝食も種類豊富でおいしい。

そして何より、本当にスタッフ皆さん親切。 部屋に洗濯物を干して外出したらい、
戻ってみるといつの間にか「物干しざお」を用意してくれてました。

こんな気配り、日本のホテルでもあまり経験ありません。
このホテルは楽天始め各種サイトで予約できますが、trip.comがお得な場合が多いようです。
中華圏の人気ホテルが安い!Trip.com

Trip.comは日本品質の中国旅行サイト!

trip.comは本場中国の旅行会社なので値段設定もお得なことが多く、
安井は2018年の年末で1泊朝食付ツインが540元(9000円以下)でした。
楽天だとダブル/ツインの指定ができず、価格もこれ以上でした。

カスタマーサービスもしっかりしており日本語も通じるので、
中国旅行に関してはトラブルなどの対応も楽天などよりスムーズです。

今回も、出発前にカスタマーセンタに電話して禁煙室希望したところ
ちゃんと対応してくれましたし、現地で急に予定変更になったときも
親身になって対応してくれました。中国のサービスも進化したものです (⌒∇⌒)