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海外(上海)で食中毒、カードの旅行保険で現地病院に

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アジア旅行で注意すべき病気の一つが食中毒。私も上海で経験あるので、
何かの参考になればと思い、当時の体験をレポしたいと思います。

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上海の高級ホテルで食中毒!高級でも油断は禁物

普段安いホテルしか泊まらない安井ですが、2018年の上海、
当日SPG AMEXというカードの特典でマリオットのゴールド会員だったので、
珍しく「コートヤード・バイ・マリオット上海浦東」に泊まりました。

SPG AMEXはAMEXのクレジットカードの一つで、
これ持ってると 海外のマリオット系ホテルは超お得に泊まれることが多い。
SPG AMEX持ってるだけでマリオットのゴールド会員になれ、
当時は ラウンジ利用権も付いていたので、朝も夜もラウンジで沢山食べました。
残念ながら、今はもうラウンジ利用権はなくなりましたが。

そんな豪勢な旅行のはずが、帰国前の深夜に突如腹痛が!

最初単なる食べすぎかと思ったけど、トイレに行っても行っても
またすぐトイレを催し、何かに"あたって"しまったことに気づきました。

ケチな安井はこの滞在中は外食は一切しておらず、
口にしたのは マリオットのラウンジの食事だけだから、
変なものは食べてないはず… 可能性があるとすれば、サラダ(生野菜)でしょうか….

食中毒では下痢止めを飲んではいけないので、
取り急ぎ整腸剤(ビオフェルミン)を飲みましたが、
この夜はトイレ続きでほとんど眠れませんでした。

10分おきにトイレに行くような状態で飛行機乗っては地獄です。
特に離陸後や着陸前はトイレ禁止、そんなとき催したら大変。
幸い復路は夜便だったので、翌朝帰国前に病院に行くことにしました。

教訓1:アジアの食事は高級ホテルでも油断するな。
教訓2:海外旅行では整腸剤は必携。
教訓3:無料だからと言って食べすぎるな(当たり前か)。

クレジットカードの海外旅行保険センターに電話

海外で病院行く場合に備えて「海外旅行保険」は必須ですね。
別途加入するのもよいけど、最近はカードの付帯保険が結構手厚いし、
最終的に対応するのは結局提携している大手保険会社ですから、
個人的にはこれで十分と考えてます。

安井は海外行く際は海外旅行保険付クレジットカードを複数枚携行します。
旅行保険付と名打っていても、 カードによって条件があるので事前に確認必須です。
例えば年会費無料の楽天カードは「旅行代金をそのカードで支払う」のが条件です。

安井がこのとき利用したのはSPG AMEXの保険、
このSPG AMEXは、海外旅行について上述のような条件がないのです(自動付帯)。

どの海外旅行保険も、病院行く前にまずサポートセンターに電話して、
向こうから病院を紹介してもらう流れとなります。
AMEXの場合、サポートセンターは「オーバーシーズ・アシスト」という名前。

というわけで、10回のトイレと不眠でふらふらの中、がんばって電話しました。
残念ながら中国は窓口がないので、シンガポールセンタにコレクトコール。

このときスマホに通話可能なSIMカード を装着していて本当に助かりました。
最初、通話はIP電話の「SmartTalk」で済ませばよいと思ってたのですが、
中国は通信事情が悪いのか或いはネット規制のせいか不明ですが、
SmartTalkでかけるとすぐ切れてしまうのです!

コレクトコールならホテルの電話でもよいのでしょうが、とはいえ
ぐったりしてるときはベッドからかけたいですよね

電話すると、国内でAMEXに電話したときと同じ音楽が流れ、
オペレータにつながりました。
変な話ですが、こういうとき聞き慣れた音楽が流れると少しほっとしますね。

事情を話すと早速最寄りの病院を紹介してくれました。
紹介してくれた病院は二件あり、近そうな上海森茂診療所にしました。

慎重派な安井はもともと上海の日本語可の病院を調べており、
この上海森茂診療所の情報もプリントアウトして携行してたので、とても助かりました。
ふらふら状態で電話で病院名や住所聞いても、場所など調べるの結構大変ですからね。

もっとも、自分で調べた病院が必ずしもそのカード会社(提携保険会社)が
提携してるとは限らないわけですが、だいたい提携病院って限られるようなので。

教訓1:海外行くなら海外旅行保険は必須(適用条件もよく確認を)。
教訓2:中国行くなら通話付SIMカードは必須(IP電話が使えると思うな)。
教訓3:事前に現地の日本語可の病院を調べておくと助かる場合がある。

ちなみにこの教訓を受け、次回の海外旅行で事前に渡航先の提携病院聞こうとしたけど
AMEXは教えてくれませんでした。保険を悪用する可能性があるからか?

でも、例えば東京海上なんかはWEBで提携病院を公開してます。
病院が必要なような辛い状況で、電話で病院の住所言われても場所を調べるの大変だから、
各カード会社このあたり公開してくれるとありがたいですね。

病院(上海森茂診療所)での受付から診察まで

普段TAXIは使わないけど、このときは迷わずホテルにタクシー呼んでもらいました。
病院へのタクシー代も保険で賄えますしね。

驚いたのは、マリオットのようなホテルでも、
ドアマンが配車アプリ使ってタクシー呼んでたこと。
もう中国は完全にスマホ社会ですね。

地元の人たちもみんな自分のスマホで同様に配車アプリで呼んでるので、
ホテル通したからといってすぐ車に乗れるわけでなく、20分位待ちました。
普段は寛容な安井も、へとへとの体には結構こたえました(^^;)。

病院までは日本なら10分位の距離ですが、これがまた中国の交通事情ですから
30分位かかりました。途中でトイレを催さないか心配でしたが、
ひとまず昨夜のトイレ攻めでほぼ出きったのか、なんとか大丈夫でした。

病院はビルの3Fにありました。流石は高級なビルなのか、
共用トイレもシャワートイレが付いていて、これは助かりました。

病院にたどり着いた後は結構スムーズ。
すでにAMEXから病院に連絡が入っているので、受付で必要書類を記入して、
30分位で呼ばれました。先生含めスタッフも全員日本語ペラペラなので、
一切心配不要。ふらふらの体に点滴してもらい、お薬もらって帰りました。

普段海外で日本語話されるとちょっと興ざめしがちなのですが、
この日ばかりは日本語話せるスタッフさん達が天使のように見えました。
受付も、先生も、看護師さんも。上海森茂診療所の皆さん、本当に感謝!

点滴のおかげで少し体力が回復したけど、帰りの飛行機で催すのが怖いので、
この日は帰国までポカリスエット以外一切口にしませんでした。

帰国後の通院も海外旅行保険の範囲

ところで、海外旅行保険は帰国後の通院にも適用されるんですね。
帰国後すぐには治らなかったので地元の病院にも行きましたが、
後で郵送されてきた書類で申請することで、この通院費も補償されました。

本当に海外旅行保険の重要さを痛感した旅でした。
皆さんも年末年始、海外行く際は本当に食べ物注意してくださいね!