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台湾の中国語、注音や繁体字も学べる|実用視聴華語

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台湾の中国語は、普通に我々が習う中国語とは字体が違う(繁体字)
だけでなく、発音記号まで違う(ピンインでなく注音記号)ので、
初めて旅行に行ったりTVで台湾ドラマ見ると、びっくりしますよね。
そんな台湾式中国語の勉強に役立つテキスト「實用視聽華語」のご紹介。

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台湾の中国語は字体も発音記号も違う!

アジア好き旅行者なら、ある程度中国語を勉強したことがある方結構いますよね。
ここで、日本で普通に学ぶ中国語は中国大陸の「普通語」。
字体は日本の漢字より画数が少ない「簡体字」、発音記号はローマ字式の「拼音」。
そんな大陸式の中国語を学んだ人が初めて台湾に行くと、
見たことない字体(繁体字)や謎の記号(台湾の発音記号:注音記号)が
いたるところに溢れていて驚きます。

知らなくても旅行する分には問題ないけど、台湾に何度か行くにつれて
現地の言葉をもっと理解したくなってくるもの。
そんな台湾マニアに是非お勧めするテキストが、實用視聽華語

これは、中国語を母国語としない外国人が体系的に学習できるよう
台湾政府教育部が企画、台湾師範大学が作成したテキストで、
台湾式中国語の学習ではバイブル的な存在です。

全5冊から成るうえ、一冊あたりもすごく分厚いので、全部揃えればかなりの内容。
そしてこのテキストの凄いとこは、台湾の字体(繁体字)だけで
なく大陸式の簡体字も併記、また発音記号も台湾式の注音記号だけでなく
大陸式の拼音記号も併記されている点(但し先の巻に進むと、簡体字併記や発音記号は
少しづつなくなっていきます)。

本文の題材も台湾の生活が主体なので、台湾好きには楽しいですよ!

というわけで、「ある程度大陸式の中国語を学んだ人が、台湾式の中国語
もチャレンジしたい」というニッチなニーズに適格に応えてくれるのです!

実用視聴華語は説明もいいぞ!

安井がこの本を勧めるもう一つの理由は、意外と説明がよい点。
このあたりは賛否両論あると思いますが、安井的には「一度は使ってみることを
是非お勧めしたい」です。

例えば、ある程度勉強を進めると誰しも苦しむ「宁可」。
「宁可」は「也不」や「也要」などと一緒に使う接続詞で、
小学馆の中日词典では下記の通り説明されています。

(1)(“宁可……也不……”の形で)むしろ…しても(…しない).
¶宁可我多干点儿,也不能累着你/むしろ私が少しよけいにやってでも,あなたには苦労をかけない.
(3)(“宁可……也要……”の形で)…してでも(…をやり遂げる).
¶宁可少睡点儿觉 jiào ,也要把这篇文章写完/むしろ睡眠時間を少し縮めてでも,この文章を書き上げなければならない.

多くの日本の中国語テキストも似たような分け方で説明がされています。

この単語、組み合わせによって意味がいろいろ変わってなかなか覚えられない。
一度覚えても、しばらく後にいざこの言葉に遭遇すると「えっと、"也"の後が"不"の場合
はどういう意味で、"要"の場合がどういう意味だっけ?」と混乱。そんな経験ないです?

そんな中、この「實用視聽華語」の説明は実にシンプル!

●寧可VP1,也VP2: would rather VP1 than VP2
用法說明:VP1本來是不喜歡做的事,但因為不願改變VP2的情況,VP1變得可以接受了。
Explanation:In this pattern VP1 is something the subject doesn’t really want to do, but rather something he is willing to accept, in order to avoid a change in the situation given by VP2. This pattern implies that although VP1 is not completely ideal, in comparison with VP2 it is the more acceptable alternative.

なるほど。基本は英語の「would rather ~ than」構文で「~の方がまし」という意味。
そして、也の後に何が来ようが、言いたいことは「"也"の後に書いたことについて
変更したくないから、(本来あまり嬉しくない)"寧可"の後に書いたことを
受け入れるしかない」という状況なのですね。

勿論きれいな日本語に訳そうとすると、小学館の辞書のような分別の方が
適格に訳せるのでしょうが、意味を掴むだけならこのシンプルな説明の方が
遥かに記憶に残ります。

実用視聴華語の唯一の欠点は重量

さてべた褒めしたこの「實用視聽華語」ですが、唯一の欠点は…

とにかく分厚くて重い!。
試しに手物との第三冊目を図ってみましたが、なんと驚きの1kg!

それだけ内容が濃くて分厚いということなのですが、
自宅で机で勉強するだけならよくても、持ち運んで電車の中で勉強とか、
寝転んでパラパラめくるには辛すぎる重量です。

そこで、安井はこの本は自分で分冊化して使ってます。

5課ぐらいごとに背表紙を剥ぎ取って、テープで補強すればできあがり!

この本の背表紙は結構丈夫に粘着されてるので剥がすの少し大変ですが、
少しづつカッターを入れながらじわじわ剥がしていけば、意外と綺麗に
剥がれます。剥がした状態でも結構各ページはしっかりくっついてるけど、
将来バラバラ事件になると嫌なので、背表紙部分をテープで補強します。

実用視聴華語ばかりはAMAZONで購入が正解

この本はAMAZONで 簡単に買えます。

当然現地で買う方がはるかに安いですが、先に書いた通りで
この本はとにかくかさばるし重い。こんなもの現地で買ってきたら
帰りに泣きをみるので、今回ばかりはAMAZONで買う方がよいと思いますです。