ウトナイ湖で野鳥初心者がシマエナガの撮影(1)
近年100均でも関連グッズが売られているほど人気沸騰中の「シマエナガ」
安井は野鳥もカメラも初心者だが、かわいいシマエナガを自分で撮影したくて、
新千歳空港からバスで行ける「ウトナイ湖」へのシマエナガ撮影旅行を決行。
何時ものごとく低予算。参考行程など紹介します。
目次
初心者が手軽・低予算でシマエナガ撮影できる、ウトナイ湖
本州の人間には憧れでしかないシマエナガも、北海道では結構普通に公園などで見れるらしい。
でも、旅行の限られた時間で見るには少しでも確率の高い場所を選ぶ必要がありますよね。
屈斜路湖付近に頻繁にシマエナガが見れる民宿があるようですが、屈斜路湖行くには
まず女満別空港に飛ぶ必要があります。安井のようにマイラーなら飛行機代は不要とは言え、
中部空港~女満別空港は(夏季を除き)直行便はないので、2区間分マイルを消費し非効率。
そんな遠く行かなくても、新千歳空港からバス20分で行けるウトナイ湖は、ほぼ年中シマエナガが
見れるらしい! こちらの「最新自然情報」参照、秋以降ほぼ毎日エナガが記録されてますね。
ちなみにこのウトナイ湖は道の駅があって、実はこの道の駅、シマエナガグッズ販売数日本一!
近いうちに「道の駅シマエナガ」に改名するのではと勝手に思っています(笑)。
ウトナイ湖が目的なら、宿泊は苫小牧、移動はバス
北海道旅の移動はレンタカーが基本ですが、「ウトナイ湖でシマエナガを観察」だけなら
バスだけで十分成立します。一人、二人ならレンタカーより圧倒的に安く済みますよ。
宿泊地は苫小牧駅周辺がお勧め。
距離的には千歳駅の方が近いけど、千歳駅からだとウトナイ湖行きのバスがありません。
なお、苫小牧駅付近にはこれと言った観光地などは一切ありません。
あくまで「ウトナイ湖でシマエナガを見る」だけの旅でこそ有効な宿泊地です。
行程例(2泊3日)は下記の通り。
1日目
08:00(中部)-09:45(新千歳)ANA701
10:27(新千歳国内線バス29番)-10:44(ウトナイ湖)
【ウトナイ湖散策】
14:04(ウトナイ湖)-14:50(苫小牧駅)
2日目
07:45(苫小牧駅)-08:25(ウトナイ湖)
【ウトナイ湖散策】
14:04(ウトナイ湖)-14:50(苫小牧駅)
3日目
07:45(苫小牧駅)-08:25(ウトナイ湖)
【ウトナイ湖散策】
14:20(ウトナイ湖)-14:45(新千歳国内線バス29番)
17:00(新千歳)-18:55(中部) ANA712
なお秋にもなると苫小牧の夜はとても早く、16時半位でもう真っ暗になるので、
15時位には街に着くようにした方がよいと思います。
経費は1万円台
以上を踏まえた経費。安井のように飛行機はマイルで乗れる方なら、
全国旅行支援も使えれば下記の通り1万円台前半。旅行支援終了後も1万円台は可能です。
飛行機:マイル
バス:(420+380)+(380+380)+(380+420)=2360円
(新千歳空港~ウトナイ湖:420円、ウトナイ湖~苫小牧駅:380円)
宿泊:2泊12000円(スマイルホテル、コンフォートホテル、ホテルウィング など。)
食事:旅行支援クーポン利用
バス(道南バス)利用に関するTips
地元民にはなんてことないのですが、県外の人にとってバスは少し敷居が高いんですよね。
ここではこの旅に必要なバス(道南バス)について抑えておきたい点を纏めます。
- 新千歳空港のバス乗り場は、国内線29番又は2番。ANA利用の場合は29番がよい。
- GoogleMapsで行先入れて検索すると国内線2番や国際線86番が出たりする場合がありますが、ANA利用の場合は「国内線29番」が最も近い乗り場です。時刻表はこちら。
- 降車駅は「ウトナイ湖」。
- GoogleMapsで検索すると、なぜか「ウトナイ団地で降りて20分歩け」と出る場合あるので要注意!
- 後ろ乗り&前降り、乗車時にチケットを取る。
- 支払いは現金以外に、PayPayとAuPay可(下図の通り、車内の椅子などにQRコード決済の説明あり)。
食事に関するTips
節約旅行家なら、食事はもちろん旅行支援クーポン使える店一択ですね。
昼食は道の駅ウトナイでとるのがよさげですが、ここの食堂は完全に観光地価格になっており
一般的な道の駅のようなリーズナブルな食事はとれません。
このため、道の駅の道路を挟んだ向かいにある、ローソンかMITSUBOSHI(パン屋)
で買うのがお勧め。いずれも旅行支援クーポン使えます。
夕飯は苫小牧駅周辺になると思いますが、駅周辺でクーポン使える店は大半飲み屋。
もっとも経済的なのは、苫小牧駅北側にあるドン・キホーテ。500円以下の弁当売ってます。
必要機材
ウトナイ湖はバードウォッチャーが多く皆さんバズーカみたいなカメラ抱えていますが、
安井のコンパクトデジタルカメラでもシマエナガは十分撮影できました。
一応双眼鏡も持っていきましたが、使い慣れてないこともあり鞄に入ったままでした。
シマエナガ写真集・一匹編
というわけで、安井のコンデジで撮影したシマエナガの一部を公開します。
野鳥初心者の安井でもこんな可愛いシマエナガが撮れるウトナイ湖、素敵ですね!
シマエナガ写真集・二匹編
お次はペアのシマエナガの写真。ウトナイ湖は本当にシマエナガ天国ですね!
ではでは、今回はこの辺で。
今回は後半写真ばかりになってしまったので、また後日続編を書きます。