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知床半島の羅臼で、海の王者シャチのクルーズ

2023年12月2日北海道,国内知床,羅臼,らうす,しゃち,シャチ

北海道・知床半島の羅臼でシャチのシーズン真っ只中。
町のすぐ傍でシャチが生息してる場所は、世界でも珍しいそうです。

安井も2018年6月溜まったANAマイルでシャチに会ってきたので、
皆さんの計画のヒントになればと思い振り返りレポートしますね。

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羅臼への行き方,中標津空港

羅臼は北海道の北東部「知床半島」にあります。

最寄り空港は女満別空港と中標津空港ですが、
女満別空港からだと最寄りと言っても3時間かかるので、
短期旅行なら中標津空港がおすすめ
。中標津空港~羅臼は1時間少々です。

ただ「おすすめ」と言っても、中標津空港はANAのみで、
1日あたり羽田1便、札幌3便しかない、超ローカル空港(^^)。
中標津空港公式WEBサイト


羽田発着だと現地到着が14時になってしまい、
当日はほぼホテルへの移動だけで終わってしまうので、
往路は札幌経由がよいと思います。

東海地方から行く場合、札幌便は競合が多く最安1万以下で買えるので、
価格的にもこちらの方がお得な場合が多いと思います。
ちなみに安井の場合、そのチケットを現金でなく溜まったマイルで払うので
出費は0円(笑)。何故こんなにマイル持ってるのかはまたおいおいお話します。



羅臼の宿泊,ウトロより少ないのでお早めに

ホテルの少ない羅臼ですが、シャチのクルーズは欠航になることもあるので、
なるべくクルーズ出向場所近くに泊まって参加の機会を増やしたいですよね。
さいはての地「羅臼」まで行って、肝心のシャチに会えず終いは悲しいから。

シャチのクルーズの出発地は概ね「道の駅知床らうす」の近く。

となると、少しでもこの就航地の近くに泊まって
参加できる時間帯(選択枝)を多くしたいわけです。
近くに泊まっていれば、予定便欠航でも次の便に変更できますから。

しかし知床半島西側「ウトロ」に比べ、東側の羅臼は宿泊場所がとても少ない
楽天トラベルで探しても、6月の週末空いているのは
1泊2食付きのお高い宿か、離れた場所しか見当たらず。
お高い宿に泊まるのは、安井のポリシーでは原則禁止です。

そんな中、趣向を変えてじゃらんで検索したところ、
ちょうどよい宿が見つかりました♡
ホテル栄屋:道の駅「らうす」より徒歩5分
やはり最適な宿探しには、複数の旅行サイトをあたる方がよいですね。

栄屋さんはいわゆる昔ながらの「ビジネスホテル」ですが、
ツインで11500円、この地域に希少な「シャワートイレ」も付いています。
少々歴史を感じる建物でしたが、部屋は清潔で問題はありませんでした。

朝のロビーでのコーヒーサービスも何気にうれしかったです。
安井は朝食なしプランだったので、隣のコンビニで買って
このコーヒーと一緒にロビーでモーニングを済ませました(^∀^)



野生動物王国「羅臼」,鹿の親子も遭遇

6月の羅臼はまだ涼しく、朝晩は寒くて上着も必須
シャチに早く会いたいけど、朝の出航便はかなり寒く、
海上に出れば海風でもっと冷えます。

そこでクルーズは昼の便を選び、朝は「羅臼ビジターセンター」に行きました。
ここに行くと、羅臼のいろんなことが学べます♡

ビジターセンターまでは市内から車で10分ほどですが、
途中道路でもしばしば動物さんに遭遇しました。

そして、ビジターセンターの周りに散歩道があるのですが、
ここでも歩いていたら可愛い鹿の親子に遭遇しました♡
鹿の親子

普通に散歩してるだけでこんな光景に出会えるとは、さすがは羅臼!

その分クマさんも出没することがあるらしいので、
人気のない場所の散歩などは注意してくださいね。
ビジターセンターにも「クマよけ」が置いてありました。
まあ北海道の自然が多い観光地は大体そんな感じみたいですけど。

さて、現地ツアー会社「ゴジラ岩観光」さんによると、
自分の行った6月はもっともシャチ遭遇率が高い時期ですが、
それでも50%、つまり2回に1回は会えないことになります。
ゴジラ岩観光さんのWEBサイト

そんな遭遇率50%のシャチですが、安井は見事に会えました♡
残念ながらこの旅のハイライトに写真をほとんど撮っておらず
お見せできるものがあまりないのですが…

今まであまり写真に興味なかった私、ブログやるなら写真は必須ですね。
これから旅行ではもっと写真とるようにします(反省)。

とりあえず持ってる写真の中でもっともましなものを一枚お見せしますが、
安物の携帯カメラで撮ったんで、あまりシャチっぽくなくてスミマセン。
シャチ

実物ははるかに迫力あるので、ぜひ皆さんも行ってみてくださいね。

この手のツアーは「じゃらん遊び体験」で予約するのがお勧め。
よくクーポンも配布していて、タイミングいいと数千円安くなりますからね。

なおクルーズの復路は高速で戻るので、海風がかなり寒かったです。
皆さん、くれぐれも寒さ対策はご注意を。



羅臼の食事処,道の駅知床が頼りかも

羅臼はシャチなどの野生動物で近年かなり有名になったのに、
まだホテルも食事処も少ないので、計画には注意が必要です。

羅臼、今でこそTVなど放映されて旅行ファンの間に知られてきたものの、
まだ観光地というより「自然」です(だからこそ野生動物が多いのでしょうが)。
なので先のレポートに宿泊場所が少ないと書きましたが、食事処も同様です。

それなりに味も良くて開店時間が長いのは、「道の駅知床・らうす」。
それでも夜は日によって19時に閉まってしまいますが、
他の食堂ではもっと早く閉まってしまうとこも多いです。

あと幾つか驚くような出来事を経験しちゃいました。

閉店までまだ20分あり暖簾がかかってる蕎麦屋さんを見つけたときのこと。
「やっと食事にありつける!」と喜んで駐車場に車を停めた安井なのですが、
駐車するや否や慌てて中からスタッフさんが出てきて「閉店」に
替えられてしまいました Σ( ̄ロ ̄|||)

また、とあるお寿司屋さんに入った時のこと。
それなりに混んではいたけど席は空いていたので二人で座ったのですが、
一向に声をかけてもらえず。こちらから声をかけたところ、
「今日は混雑してるので難しいです」と(そんなら最初から言ってよ~)。

良くも悪くも、この地域の方は「無理してまで稼ごうとは考えてない」
のかもしれませんね。旅行者からすると不便ですが、
自分も会社員ですから、働く側の気持ちもよーく理解できます。
これはこれで、ある意味「良い風習」かもしれませんね。

とにかくそんなわけで、羅臼に観光に行かれる方は
特に夕飯については事前に必ず行く場所を決めておき、
予約などしておいた方が無難かもしれません。

ちなみに安井は夕飯どこもありつけず、
仕方なくホテル向かいのコンビニで食べる羽目になりました~。



船酔いと防寒に注意!酔い止めも携行を

行かれる方に二つ注意。

その一、クルーズは約2時間もあるので船酔いしやすい方は 酔い止め が必須
実は安井のツレがまさにそうでして、ツレはトラベルミンを服用してました。
効くまでに少し時間かかるらしいので、不安な方は早めに飲んでおきましょう。

その二、6月の羅臼はまだまだ冷涼で、特にクルーズの帰りは結構なスピードで
戻ってくるのでかなり寒い
です。必ずウィンドブレーカをお忘れなく。